2013/05/23
平成25年5月23日(木)〜26日(日)世界歯内療法会議が東京有楽町の国際フォーラムにて開催されました。
初の日本開催という事でしたが、前回はギリシャ、次回は南アフリカで開催なので、今回いかにチャンスであったかがうかがえます。
歯内療法とは、歯の根の治療の事で、虫歯で歯が痛くなった場合は、ほとんどがこの治療法の対象となります。
この治療がうまくいかないと、抜歯へと直結するため、私自身は歯周病と同じぐらい、力を入れて取り組んでおります。
(セラミックスなど優れた材料を使ったとしても、根元がだめだと、すぐにだめになってしまいますし!)
また、時代背景的にも、すぐに抜いてインプラントという流れから、なるべく歯を残すようにという流れへと変わってきておりますので、
大変注目されている学問でもあります。
当然それに伴い、いろいろな研究や材料、器具が開発されていき、近年最も発達した分野であると言えます。
当院でも、いち早くマイクロスコープや超音波洗浄、また形状記憶合金(Ni-TI file)で出来た器具なども取り揃え、
最先端の医療を受ける事が出来ます。
会議の方は、午後19時まで行われました。
(Canada Tronto大学のWayne Pulver先生のバイオセラミックスの応用のご講演。
日本では未認可であるが、個人輸入可能。こういった新しい材料の講演(セールス?)が多く感じた。)
各会場で、様々なテーマの講演とディスカッションが行われましたが、
上記理由につき、途中退席し懐かしのメンバーと再会。朝方まで飲み明かすのでした・・・
同級生、先輩と飲みの席にて。
左より加部君(九段下開業)
池田君(新潟妙高市開業)
藤井君(前職場後輩花小金井勤務)
近藤君(新宿区勤務)
先輩の中尾さん((株)GC副社長)
自分、野上君(帝国ホテル内歯科勤務)
中下は、以前ご紹介のゴリさん!
2日目は、少し遅い朝からの参加をしましたが、症例を交えた臨床的な議論が行われました。
今回は、国際的な歯内療法会議でしたが、来年度は1年かけて世界でもトップレベルのペンシルバニア大学の
歯内療法をマスターする予定になっておりますので、またご報告したいと思います。