2018/06/22
6月20-23日オランダのアムステルダムにて、EFP主催のEUROPERIO9が開催されました。
3年に1度のこの会は、非常に大きな学会のためヨーロッパをはじめ米国やアジアからも多くの参加者が集まります。
私も弘岡ペリオグループと現地で落ち合う予定にし、折角の機会なので大学先輩・後輩3人でウィーンから陸路でオランダ入りしました。
オランダは緯度が高いので、日本では蒸し暑い季節にもかかわらず少し肌寒く、ジャケットを着ていてちょうどいいぐらいの気候でした。
私たちは、アムステルダムにあるオークラホテルに宿泊し、朝食会場でRenvert先生(europerio6の大会長もされた;過去記事参照)にお会いしました。たまたま宿泊先が一緒で、われわれの顔を見ると、わざわざ挨拶にいらっしゃいました。
さて、会場はアムステルダムのRAIという日本で言う幕張メッセや国際会議場のようなところでしょうか・・・で行われました。
会場の作りが少し複雑で、メインホールはすぐにわかりましたが、その他の会場が少しわかりにくく、移動に苦労しました。
少し会場を歩くと、最初に出会った日本人が同級生で驚きました!
同級生の有楽町デンタルオフィス院長の片山君。
メインホール。
弘岡ペリオ軍団とDr.Renvert。インプラント周囲炎のリカバリー担当。インプラントの周囲骨の欠損形態による術式の選択のご講演。
インプラント周囲炎にならないように、われわれ歯科医師は全力を尽くすべきであろうが、不幸にも起こってしまった場合、今のところRenvert先生の方法に頼るしかない。
Mist M-Mistで有名なDr.Cortellini.歯周外科を最小限の侵襲で行うことで、患者負担の軽減と非常に良好な結果をもたらした。インプラントの対比として、天然歯のリカバリーを担当した。素晴らしい講演であり、氏の診断力と技術の高さに驚かされる。
イタリアからネット回線を利用したDr.Zuchelliのライフオペ。前歯のインプラント体が露出し、審美障害を起こしてしまったリカバリーでした。口蓋から歯ぐきを移植しておりましたが、自分なら撤去という選択をしてしまいそうです(^^;)
ファイナルセッションは、歯周病学の過去~未来を、スーパースターN.Lagn先生がプレゼンされ、この分野で活躍された先生~今~未来のホープを語られました。
ファイナルセッションにふさわしい幕引きとなり、熱い思いで会場を後にしました。